【6日目】帆を立てて進む先にあるものは楽しい開発

6 12月

・自己紹介
DevLOVEで裏方をやっている@_oppyです。
今年の6月までは汎用機でNATURALという言語を使って開発したり、プロジェクトマネジメントをしたりしていました。
7月からは職場がわかりプログラミング中心の生活を送っています。
未知の技術に取り組んだり、プログラムを書いたりするのは楽しいですね。
JenkinsやGit、Gerrit、JMockitなどツールをうまく取り入れながら、チームが楽しく楽に開発するプロセス、環境づくりも楽しいですね。

・4tate
4tateで一番重要なことはその帆を立てて「何処に向かってゆくか」です。
将来、「自分はどうなっているか」「なにをやっているのか」「何を成し遂げているか」そのイメージに少しずつ近づけたという事実こそが4tateなのです。
だから、将来のビジョン、夢、DevLOVE流でいうならば目指すべき月があることが、4tateることの大前提になるのです。

たしかに、自分のやりたいことを続けてきた結果、大きな事を成し遂げることもあれば、仕事のように組織のミッションをやり遂げることによって事なす場合もあるはずです。
ただ、僕が考える4tateは、偶然の結果でもなく、人に与えられたものでもなく、自分の気持やビジョンに素直に歩を進めたものだと思っています。

そんな僕の4tate感からみて印象に残っている4tateは、「きんちゃん」こと@quindimが名古屋に帰ったことです。
きんちゃんと僕は同時期に転職活動をしていたり、鎌ヶ谷という同じ土地に住んでいたこともあって、彼が名古屋に帰る前はお互いの仕事にたいする価値観や将来のことについて話すことが多くありました。

僕はほとんど自分のことを考えれば良い立場だったのですが、きんちゃんは結婚もしているし、お子さんもいます。
それこそ、きんちゃんはいろいろな未来を描きながら決断を下さなければならなかったのだなぁと思います。
だから僕は、名古屋へ帰るという決断をしたきんちゃんを、尊敬と言うか「すごいなぁ」と思わざるを得ませんでした。

転職してからの活躍をtwitterをつうじて見ていてより一層、その気持ちは強くなりました。
むしろ、TLできんちゃんの活躍を追っているからこそ、彼が名古屋へ帰ったことが「4tateだったんだな」と思ったのかもしれません。

大きな未来を描き、その未来に近づくための決断を下したきんちゃんの4tateは、僕にとって強い印象が残っています。

・自分の今年、来年
たいして自分はどうだったか。
僕の今年の4tateはDevLOVEという場で、勉強会を企画・立案して、沢山の方々に協力を頂いて実施したことです。

去年までは、他の人たちが開催する準備や当日の場づくりを手伝う、という立場だったのですが、今年から勉強会を企画、開催するようになりました。
DevLOVEだけでも、
■DevLOVE ピクト図解勉強会 「世界の構造を描き出せ!!」
■DevLOVE ピクト図解勉強会 「世界の仕組みを見極めろ!!」
■DevLOVE ターミナル勉強会 〜運用と開発を加速させるの法・其ノ壱〜
■DevLOVE&yass合同勉強会「自力で海図を描きだせ!!」
と4つの勉強会を開催することができました。

勉強会を開催したことがなぜ4tateに通じるのか。かなりながいのですが、お付き合いください。

僕にまだ、周囲や社会など外側に影響を与えるという観点から大きなビジョンはありません。
ただ自分がこうなりたい、というものはあって、それがScrumMasterです。
これも少し漠然としていますね。
しかもScrumMasterってなんだろう、という方もいるかも知れません。

正確な定義はどこかで誰かが説明してくれていると思うのでおググりなっていただくとして、僕がScrumMasterに何故なりたいのかというと「どうやるか」というプロセスを大事にする立場にいるからだと思います。

全ては結果である、というのは人生でも、ビジネスでも間違っていないでしょう。
問題は、結果は継続的なモノゴトのある一時点をさして言われることだということです。
仕事でいうならば四半期のノルマ、年度の業績、10年後にも会社の未来、などが結果といわれます。

会社の事言うと屁理屈に聞こえるかもしれませんが、人生を考えたらどうでしょうか。
人生で結果を出す、たとえば結婚をしたり、何かで賞をもらったり、することかもしれません。
でも、それでも人生は終わりません。
死ぬまで人生は続きます。一時の幸せをもたらす結果があるからといって、その人が幸せであるとは限らないわけです。

結果を出した、出す、といっても区切られた一時点をさして言われることであって、そのあともシステム開発でも人生でも続いてゆきます。
だからこそ、プロセスにこそモノゴトの本質があると僕は思っています。
というのは、モノゴトの過程、プロセスがうまく行っていれば、どこで区切られても大丈夫だと考えているからです。
なので、良い結果をだそうと思うなら、良いプロセスを維持してゆくことが大事だと考えています。

さて、そんな良いプロセスを組み立てる立場にあるScrumMasterはいろいろなことができる必要があると僕は思っています。
プログラミングが出来なければならないし、サーバー設定も出来なければならないし、ミーティングの場づくりやチームビルディングもできないといけません。
それら全てはScrumMasterだけの仕事ではないですが、それらすべてがScrumMasterの仕事になりうるからです。

ScrumMasterを目指すという個人的な目標から、DevLOVEでは場づくり、チームづくりを学ぼうと思い、勉強会を開催に力を入れる用になりました。
というのは、今の僕は仕事で技術を学べるようになったからです。

もちろん、DevLOVEへの恩返しというか、DevLOVEというコミュニティを通じてITに関わる人たちに価値を提供したい、というのもありました。
が、やはり勉強会は自分の問題を解決して、理想の状態に近づくために開催していたのだと思います。

そのため、勉強する内容は自分にとって現在、課題になっていることにしました。
zshやscreenは開発の際によく使うものですし、ピクト図解は自分が作るプロダクトが関わるビジネスの理解に使いました。
最後のYASSさんとの合同企画では、自らの10年後について考え、経営者とエンジニアの視点の違いを学ぶことができました。
そして、より一層、今の自分がエンジニアでありたいのだ、と思えるようになりました。
エンジニアとして、ビジネスパーソンとして先行きには危機感をもっているのですが、今の楽しい状態を肯定できるようになりました。

ちと話がずれますが、今後はapacheやJava、JVM、GerritやJMockit、あとはビジュアルを中心としたデザインについて学びたいなと考えています。

上でもすでにかきましたが、勉強会を開催するに当たりたくさんの人の協力をいただきました。
お話ししてくれる講師や会場提供をしてくださる方はもちろんのこと、ディスカッションの場を整えてくれるファシリテーター、司会や受付の人も勉強会という場を作ることに必要です。
何より大切なのが勉強会ヘの前のめりな参加者の人たちです。
参加者が仕事の現場などで抱えた問題や課題をもちより、勉強会で解決しようとしてくれると非常に良い場になります。
企画する人間として前のめりになってもらえるように手を入れることはできます。
アイスブレイクを用意したり、ワークショップを提供することはその1つの方法です。

しかし、勉強会やはり参加してくださる方の心構え、姿勢が全てだと思っています。
充実した勉強会というのは、そのような参加者が増えることだと思います。
勉強会での学びを仕事場で実践し、その実践から得た経験知を持ってきもらえる、こうした循環をDevLOVEは作れるコミュニティであるといいなと思います。

またまた話がそれました。

ここで言いたかったことは、実際に勉強会を運営するに外部で勉強会をやるとほんとうに多くの人たちに協力を頂いていることです。
これは、社内勉強会ではちょっと感じられないことでした。
勉強会を企画するということは、多くの人たちコミュニケーションを必要とし、同じ目標を持って場作りをするダイナミックな取り組みなのだと思いました。
そして、仕事のプロジェクトとは違う難しさと面白みをもった取り組みでした。

勉強会開催をつうじて学んだことの1つは、目標にフォーカスしすぎるとプロセスは疎かになる、ということです。
とくに定量的な達成目標を掲げるとより一層、プロセスはおろそかになります。
参加人数とか、開催の回数だとかを意識しすぎると、その数値にたどり着くことだけに意識が集中してしまいます。
定量的な目標が悪いというわけではなく、定性的なことは測りづらいので意識しづらく、どうしても疎かになりがちだという実感です。

たとえば、勉強会でも人を集めることに集中してしまい、「当日、どんな場をつくりたいか」がすっぽりと抜け落ちてしまったことがありました。
開催期日が決まってしまえば、その日に合わせて勉強会を形作らなければならず、「とにかくその日に開催する」ということに心奪われそうなったこともあります。

会社の仕事が時に楽しくなくなってしまう原因の1つに、数値目標が多く使われてしまうことがあるかもしれません。
納期や予算、売上目標などたくさんの数字を意識するうちに、「自分が楽しいか」「他の人はつらい思いをしていないか」という感情面、プロセスの定性的な面を見逃してしまうのかもしれません。

もう1つは、餅は餅屋、ということです。
ScrumMasterはたくさんのことができないとダメだと書きましたが、一方で全てのことをやろうとはしていけないと思いました。
とくにその場にスペシャリストがいるのなら任せてしまうのが一番だと思います。

僕は人前で話すのは苦手ですし、細かい気配りが苦手です。
ですから、ワールドカフェの仕切りや当日の司会などは、もしもファシリテーターをやってくれる人がいたらその人に任せてしまいます。

また、ピクト図解は第1回、第2回と僕が企画などをしてましたが、第3回目からは他の方に任せてしまうようになりました。
それはピクト図解に僕よりも強い思いをもって取り組みたい、取り組めるという方がいたからです。

苦手なことや既存の取り組みを人に任せてしまうことで、自分が緊張したり、体力的に追い詰められる危険性が低くなります。
そうすると、また新しいことがやりたくなります。

なにより、よい場を作るには、その役割に情熱を持っていたり、才能のある人が持っていたりする人が伸び伸びと活動してもらうほうが良いと思います。
そして、僕は、勉強会であれば開催者が楽しむことで参加者の人も楽しめると思います。
なので、「これもできるようになりたいな」と思っても、感情面、体力面で自分が楽しめそうにないなら、無理に自分でやることはやめてしまい、情熱を持って取り組んでくれる人にバトンタッチするようにしました。

自分も楽しみつつ、参加者の人達と良い場をくるために自分の仕事にもちゃんとつながる、自分の興味のある分野での勉強会開催を来年もやっていきたいな、と思っています。

最後になりましたが、今年最後のDevLOVEのお知らせです。
詳細は下記に譲りますが、12月27日の19:30から「芝の鳥一代」で忘年会を行います。
「初めていった勉強会、コミュニティとその時の思い出」を酒の肴に盛り上がろうと思います。
ぜひ、皆さんご参加ください。
DevLOVE 忘年会「我々はなぜここにいて、どこへゆくのか」
http://kokucheese.com/event/index/22212/

・次の人へ
明日は、@dproject21ですね。
もしかしたら、得意のマインドマップのみで記事を書いてくれるかもしれませんね。
よろしくー。

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