【9日目】2012年につなげる帆

9 12月

12/9(金)のAdvent Calendar 9日目を担当するタケハラ(tw:@take3000)です。こんにちは。

2011年は私にとって忘れることができない年になりました。それはデブサミ(※1)、縦サミ(※2)といった大きなイベントで発表をする機会をいただいたこと、キヤノンソフトウェアさんからイベント(※3)への登壇をご依頼いただいたこと、ビジョサミのLTコンテストで優勝した(※4)こと、うっかりXP祭り(※5)でLTをやったこと、Adobe MAX 2011(※6) に参加するために14年ぶりにアメリカにいったこと、そしてその Adobe MAX のレポートを CodeZine(※7)に掲載してもらったこと、LTのワークショップを上手くファシリテートできたこと(※8)、認定スクラムプロダクトオーナー研修(※10)を受講したこと等々、いろいろな経験をすることができました。

そして12月7日(水)、この日は忘れることができない年の更に忘れることができない日になりました。永和システムマネジメントさんと私が所属するクラスメソッドの共催セミナー(※11)です。言いだしっぺは @papanda さん、それと @riki0084 と @jun116。気がつけば @hiranabe さん、@fkino さん、うちのシャチョーの @sato_shi と @kuni02 まで巻き込み、コミュニティは会社の枠を超えて新しい何かを創り出すことができるんじゃないか、そんなことを実感できるイベントになりました。

このイベントの企画検討をしていた時期に、@riki0084 がボソッと言いました。

「うちでやっている開発のプロセスはすごくイケてると思う。これに名前を付けて、俺達はこういう仕事をしているって説明できないかな。」

このつぶやき(Tweetではありません)をきっかけに、@riki0084、@jun116、@mtg0003 と私の打ち合わせ数回を行い、更にその打ち合わせ中に近くを通りがかる同僚たちを捕まえてアイデアを無理やり聞き出し、私たちのプロセスに「CYCLONE(Codename)」と名前を付けて発表をするにいたりました。これはただ単に名前をつけるだけではなくて、クラスメソッドがもっている暗黙知を形式知に変え、多くの人に共有することで今までよりももっと上手くシステム開発をできるようにするためのものです。この取り組みはまだ着手したばかりで情報が整理しきれていませんが、そのコンセプトの一端だけなら12月7日(月)のセミナーで発表したスライドで見ていただくことができます。

手前味噌になりますが「CYCLONE」には多くの可能性があると思います。

それは、ビジネスのユーザーがより良いシステムやアプリケーションを入手できること。無駄なものに投資をしないで済むようになること。デベロッパーがより本質的で役に立つシステムの開発に携われること。自分たちのもっている技術や知識をもっとユーザーに対して直接的に提案できること。そしてシステムに関わるすべての人が楽しく仕事ができるようになること。

道のりはまだまだ長く、やらなければいけないこともたくさんありますが、2011年の最後の月に2012年につながる企画を発表できたこと、これが私にとっての 4tate です。
これからもよろしくね!
そんじゃーね。(※12)(※13)

・注釈

※1 年に一度、IT技術者が集まる国内最大級のイベント。依頼をされる数時間前に@papandaさんより「心臓をたたいといてください」という謎のメールを受け取り、なんのこっちゃと思っていたら岩切さんから「デブサミで大砲をぶちかましてください!」という檄文メールを受け取り、あやうく本当に心臓がとまりそうになった。 http://www.seshop.com/se/timetable/2#2

※2 デブサミ2日目1コマ目に親コミュニティなエンジニア(私を除く)が横に並び、選択の難しさから廊下を歩く参加者が「なんじゃこのタイムテーブルは!?(意訳)」と叫ぶのを主催者である翔泳社岩切さんが聞いたことに端を発するイベント。自分が喋る以上、当然、私も聞けないわけで最大の被害者は私であり選択の自由があった君は恵まれている、と廊下で叫んでいた紳士に言いたい。 http://kokucheese.com/event/index/9778/

※3 Web Performer の開発・販売を手がけるキヤノンソフトウェアさんと打ち合わせをした際、担当の方がたまたまデブサミ2011の紙袋をもっており「私、そのイベントで喋ったんです」と言ったところ「じゃあ、タケハラさん今度よろしく」みたいなノリでスーツなお客さま向けに昼間のイベントで喋った件。この際、つい、うっかり「いつものLTのノリ」でプレゼンをしたため、キヤノンソフトウェアのみなさんをドン引きさせた。その節は本当にすみません。

※4 通称L-1グランプリ(私が勝手にそう言い始めた)。採点の上、順位付けをするというLTerにとって戦々恐々の企画だが、審査員であるマイクロソフト西脇さんは「エバンジェリスト養成講座」というプレゼンスキル向上のためのセミナーを開催されており、事前にそれを受講したことのある私は西脇さんや審査委員の方々がどういった点を評価するのかは実は予想がついており、ある意味「傾向と対策」をしっかりやっていて上位入賞は計算のうちだったのだけれどまさか優勝するとは思っておらず逆に自分の大人気なさを反省した。 http://enterprisezine.jp/visio/2011/open#04

※5 「闇アジャイラー2.0」というなんともネタ切れ感満載なタイトルで発表。「自己紹介」、「会社の宣伝」、「ノベルティの紹介」、「採用やってます」のセットはこれだけで90秒を消費し、時間の浪費はLTerの命取りなため今後はもうやらない(全部は) http://xpjug.com/xpx-contents-a8/

※6 実は数年前から「MAXに行きたい!」という主張をしていたものの某社長より「タケはエンジニアじゃないから行ってもおもしろくないよ」という先回りな理由で却下されつづけ、今年もダメもとで七夕の夜に「社用でMAXにいけますように」とつぶやいたところ某社長が「その願いかなえよう!」と非公式RTをしたのですかさずそのリンクをメールに貼りつけ「ご承認ありがとうございます。この後の手続きはどのようにすればよろしいでしょうか。」と送って初参加。来年も七夕の日につぶやけばいいのかなあ? ちなみにAdobe MAX にNIKE AIR MAX を履いていくというギャグは現地のガイジンにもスルーされた。 http://www.adobe.com/jp/joc/max2011/team/

※7 Adobe MAX に行った際、移動のバスで近くに座っていた翔泳社の斉◯さんが「なんか記事書いてよ」とおっしゃられたので、14年ぶりのアメリカで浮かれてた私が2つ返事で引き受けたことがきっかけ。”Death of Flash”というなんともアレゲなタイトルのセッションが非常におもしろく、タイトルに反して「Flash はまだまだ大丈夫。これからもどんどん使われるよ」な内容に共感しそのレポートを書いて公開していただいたところ、◯木さんの釣りなタイトルも効いてなんと1週間にわたってCodeZine内で1位争いを展開した。しかしその1週間後、Adobeより「モバイル向けのFlashPlayerの開発やめます」宣言が飛び出し、その後、紆余曲折を経て私はデスブロガーの二つ名を頂戴するに至った。 http://codezine.jp/article/detail/6250

※8 Adobe MAX から帰国した翌日に開催という忙殺スケジュールで強行。帰りの飛行機の中で泣きながら資料を作ったのは良い思い出(半分ウソです)。しかし個人的にも前年のLTワークショップの不備を修正したかったことと、前年の裏番組強力伝説(※9)により私のワークショップ参加者がすごく少なくて若干凹んだことに対する「やり直したい欲求」が満たされたので良かったです。 http://kokucheese.com/event/index/17631/

※9 前年のLTワークショップの際に、裏番組がよしおりさん、レオさん、よーぞーさんというタイムスケジュールに激しくorzした件をきっかけに、その後、デブサミでよしおかさん、わださん、ゆーすけさんの裏になり、会社主催でAWSのイベントをやればJAWS-UGの裏になり、キヤノンソフトウェアさんとのイベントの時は別イベントでマーチン・ファウラーの裏になるという有様のこと。他にも悪天候伝説があり、私が喋る日はだいたい天気が悪い。実例をあげるとデブサミ、縦サミ、キヤノンソフトウェアさんとのセミナー、ビジョサミ。参加者を含め関係者のみなさま本当にごめんなさい。

※10 アジャイルアジャイル言うてるわりには実アジャイル経験が少なく、資格でもとって泊でも付けるかスクラムマスターは結構いるからスクラムプロダクトオーナーにしとけー、という極めて邪な動機で受講。ワークショップの際、UXデザイナーの役で参加したのだが、自己紹介の際「お客さんのことを考えるのってクールだよね(要出典:アジャイルサムライ)」と言ったところ元ネタをしってるはずの @mtg0003 にすらスルーされて派手に滑ったことが思い出。次回以降の研修の情報はアギレルゴコンサルティングさんのサイトをこまめにチェックしてください。 http://jp.agilergo.com/

※11 「高い、遅い、使えないシステムにお悩みの方へ スキニーなシステム開発のススメ」の「スキニー」という言い回しが物議を醸し、ITproさんが「SIerに負けない」という見出しで扱ったために(ありがとうございます!)更に物議をかもしてちょっと今度の要求開発は行きづらいんですけどー、なイベント。企画打ち合わせの際、スキニーって言ったのは私なのだけど、私だけそれをタイトルに含めなかったのはナイショな。 http://classmethod.jp/seminar/eiwa-cm-seminer/

※12 パクリです http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/

※13 @oitomo さんよろしくお願いします!

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コメント / トラックバック2件 to “【9日目】2012年につなげる帆”

  1. kenjihiranabe 12月 10, 2011 @ 12:17 pm #

    経緯が良くわかった!またやりましょう。

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