【12日目】プロフェッショナルは可能性を超える

26 11月

ようこそ、DevLOVE Advent Calendar 2012 へ
12日目担当の @WarlockReport(ワーロック・リポート)です。

DevLOVE や hcdvalue といったコミュニティに顔出しつつ、
ネット企業でアプリケーションエンジニア(Java)として働いています。
ソロ活動として iOS アプリの開発も行っています。

さて、今年の DevLOVE Advent Calendar は “Professional” をテーマに DevLOVE 2012 へと続いています。
僕がプロフェッショナルについて書くためには、企画から参加していたその DevLOVE 2012 の出発点をもう一度振り返ってみないといけないでしょう。

本当に現場は変わったのか

僕の出発点は個人的なシンプルな「問い」でした。

「本当に現場は変わったのか?」

2009 年に DevLOVE に触れてから、勉強会に参加したり、開催したり、社内でもやってみたり、他のところでもやってみたり。
いろんな事があったような気がしますが、本当に「現場」は変わったのか?という問いです。
「現場が変わる」というのは、抱えている困難や課題が解消されて、価値あるものを生み出す場になる、ということだと思っています。

現場で困難や課題に直面したことから、DevLOVE 2009 に参加したのを覚えています。
その解決を求めたのか、ヒントを求めたのか、理由はよく覚えていませんが「何か」を求めてやってきました。

現場の重力から解放されて

現場にはある種の「重力」があります。
大企業病、イノベーションのジレンマ、学習しない組織…人々が集まり固定されることで生まれる負の繋がり。
コミュニティは、そんな重力から解放された場所ともいえます。

現場から離れて、現場にある課題の解決策を探す。
それはコードレビューで書いた本人以外の視点が入るように。
ハンガーフライトで他者と経験を共有するように。

現場の外で得られた知見や他者の経験。
それはまるで「希望」のように感じることがあります。
コミュニティでその希望のような「何か」を得て、現場に戻った後、どうなったか?

レビューの後で指摘されたコードを修正したのか。
共有された経験を自身の現場のコンテキストで再生したか。

再び「重力」と向き合って

現場に戻ってみると「重力」はあり続けています。
勉強会やコミュニティに参加して、戻ってきただけでは変わりません。

「希望」を持って何か行動したとしても、変わるとは限りません。
そこにある「重力」はとても強力なものです。
自分もその一部なのですから。

その「重力」は瞬間的に突破できるかもしれません。
しかし、それを継続することはとても難しいものです。
継続しないと「現場が変わる」ことはないでしょう。
現場を変えると言うのは地球の自転を、あるいは公転の軌道を変えるようなものです。

無理です。
あきらめるしかありません。
できるわけがない。

プロフェッショナルへの道

それでも、立ち向かう姿勢を持ち続け、行動することができるなら。
それがプロフェッショナルなのかもしれません。

正確な仕事、バグのないコード。
それができる能力を持つ人間が、それを行うこと当たり前です。
それはプロフェッショナルでありません。

自分ではできないことに立ち向かい、それを為すこと。
そして、それを継続すること。
それがプロフェッショナルへの道を開く。
プロフェッショナルとは、そんな開拓者のような存在なのではないかと思います。

DevLOVE 2012 へ

DevLOVE というコミュニティはその可能性を教えてくれました。
しかし、実現するのはやはり自分自身です。
いつまでも可能性という夢を見ているだけでは、どこへもたどり着くことはありません。

DevLOVE 2012 は僕らに再び「可能性」を見せてくれるだろうと思います。
そこから現場に戻った時に少しでも「重力」に立ち向かえるように。
プロフェッショナルへ向かうことができるように。

DevLOVE 2012 の担当セッションではそこを考えてみたいと思っています。
参加者の方が少しでも、遠回りでも、向かい続ける「きっかけ」を得られるように。

そして、僕自身も再び歩き出すために。

バトンタッチ

明日は @crea_memo さんです。
DevLOVE の「大佐」はどんなプロフェッショナル像を見せてくれるのでしょうか。

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コメント / トラックバック1件 to “【12日目】プロフェッショナルは可能性を超える”

  1. takepu 12月 5, 2012 @ 2:05 am #

    「現場の重力」重たいですよね。現場を変える1つの方法として、現場に変わった後のバラ色の世界を見せられないのが原因だと思っています。
    これができれば、現場の重力から解放されるような気がしています。

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