【46日目】エンジニアという職業そのものがプロフェッショナル

30 12月

自己紹介

こんにちは、2012年は もんごもんご 言ってた @matsukaz です。
SIerの2社を経て、2011年からサイバーエージェントでエンジニアとして働いています。主にソーシャルゲームの開発をしています。

DevLOVEでは2010年に裏方としてJoinして以来、スタッフや会場提供、LT職人、いくつかの企画の主催などの活動をしてきました。
昨年の 4tate Advent Calendar でも 【16日目】自分が変われば世界も変わる を書かせて頂きましたので、お時間がありましたらそちらもぜひ御覧ください(^^

エンジニアという職業そのものがプロフェッショナル

さて、今回のテーマは「Professional」ということですが、Professionalと聞いて最初に思い出したのは、アジャイルマインド勉強会 「医療現場でのマインド」 というイベントのことでした。

医療の現場に詳しい風岡先生に、現場での情報共有の方法、引き継ぎの仕方などを具体的にお話しいただきます。生死に関わる医療現場での手法はソフトウェア開発での情報共有にも役立つはずです。また、死と直面する職業における職業倫理感、心構えについてもお話しいいただきます。

という内容だったのですが、自分は特に職業倫理観についてすごく考えさせられました。

ご存知かと思いますが、看護師の資格は通常、看護系の大学で4年間学んだ後、国家試験に受かってようやく取得することが出来ます。
さらに、看護師には 看護者の倫理綱領 というものがあり、看護師になった後も

  1. 看護者は、人間の生命、人間としての尊厳及び権利を尊重する。
  2. 看護者は、国籍、人種・民族、宗教、信条、年齢、性別及び性的指向、社会的地位、経済的状態、ライフスタイル、健康問題の性質にかかわらず、対象となる人々に平等に看護を提供する。
  3. 看護者は、対象となる人々との間に信頼関係を築き、その信頼関係に基づいて看護を提供する。
  4. 看護者は、人々の知る権利及び自己決定の権利を尊重し、その権利を擁護する。
  5. 看護者は、守秘義務を遵守し、個人情報の保護に努めるとともに、これを他者と共有する場合は適切な判断のもとに行う。
  6. 看護者は、対象となる人々への看護が阻害されているときや危険にさらされているときは、人々を保護し安全を確保する。
  7. 看護者は、自己の責任と能力を的確に認識し、実施した看護について個人としての責任をもつ。
  8. 看護者は、常に、個人の責任として継続学習による能力の維持・開発に努める。
  9. 看護者は、他の看護者及び保健医療福祉関係者とともに協働して看護を提供する。
  10. 看護者は、より質の高い看護を行うために、看護実践、看護管理、看護教育、看護研究の 望ましい基準を設定し、実施する。
  11. 看護者は、研究や実践を通して、専門的知識・技術の創造と開発に努め、看護学の発展に寄与する。
  12. 看護者は、より質の高い看護を行うために、看護者自身の心身の健康の保持増進に努める。
  13. 看護者は、社会の人々の信頼を得るように、個人としての品行を常に高く維持する。
  14. 看護者は、人々がよりよい健康を獲得していくために、環境の問題について社会と責任を共有する。
  15. 看護者は、専門職組織を通じて、看護の質を高めるための制度の確立に参画し、よりよい社会づくりに貢献する。

という行動指針に従うことを求められているそうです。普段の仕事も激務でありながら、個人の責任として継続学習すること(8) や、研究や実践を通して看護学の発展に寄与すること(11) まで行動指針として求められており、本当に大変でプロフェッショナルなお仕事なんだと感じました。

対して私たちの業界はというと、エンジニアになるために必要な資格などはなく、ほとんどパソコンを触ったこともない方まで1年目からエンジニアとして働いています。
敷居が低いこと自体は問題ではないと思いますし、最初から活躍されている方、優秀なエンジニアとして成長される方もたくさんいらっしゃいます。ただ、言われたことしかやらない、能力向上に努めない、そもそも開発が好きじゃないといった、エンジニアとして成長する上で大切なマインドを持っていない方を見かけることもあり、業界の違いとして片付けてしまっていいものなのかと思ってしまいます。

工学系の話になってしまいますが、北海道大学 資源再生工学研究室の講義で使われた 技術者と倫理(pdf) という資料もとても考えさせられる内容でした。
海外では、エンジニアも医師や弁護士と同様に、Profession(聖職)な仕事として捉えられていますが、日本ではエンジニアに職業を聞くと、「エンジニア」ではなく「会社員」と答える人が多いそうです。日本とアメリカでもエンジニアという職業に対する考え方も違いそうですね。

自分にとっては、看護師同様にエンジニアという職業自体がプロフェッショナルなものであり、高い専門性と向上心がなければ続けることが出来ないものだと思っています。自分自身、そうしたマインドを持ってもっともっと成長を続けたいですし、みんなで一緒に成長していきたいです。

バトンタッチ

47日目は楽天のアジャイラーといえばこの人、 @daipresents こと藤原大さんです。よろしくお願いしまっす!

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コメント / トラックバック1件 to “【46日目】エンジニアという職業そのものがプロフェッショナル”

  1. takepu 12月 30, 2012 @ 7:51 pm #

    「会社員」と「エンジニア」、とても考えさせられる対比です。
    就職する時、周囲から「会社員」とか「サラリーマン」とか呼ばれる事が多く、「社会の歯車になって働く」イメージをとても強く感じ、それにk何の疑いも持ちませんでした。ただ、長年仕事を続ける内に「これでいいのか?」と疑問を抱くようになりました。

    ソフトウェア業界に就職する若者に「会社員」ではなく「エンジニア」になる様教えること、そして「正しいエンジニア像」を教える事が大切だと感じました。

    とても良い気づきでした。
    ありがとうございます。

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