◯自己紹介
バトンさんきゅー!take3000!
ということで、現在、創業5期目のベンチャー企業に勤めてる@_oppyこと0ppyです。
僕の趣味と悪癖はだらだら文章を書くことです。
どうぞ、みなさま時間の限り僕の趣味におつきあいくださいませ。
◯プロ=お金をもらって仕事をしているひと
僕のプロフェッショナルの定義は、お金をもらって仕事をしている人だ。
当人に自覚があろうがなかろうが、能力が高かろうが低かろうが関係ない。
お金を貰うと、金を払っているに人たちからの期待に応えなければならない。
もしも期待に応えることができない期間が長く続けばクビだ。
自分が取り組むべき仕事が取り上げられ、お金も稼げない。
稼げない仕事は続けられない。
期待に応えているからこそお金がもらえる。そして、仕事が続けられる。
お金をもらっていること、そして、もらい続けることが自分の仕事で価値を届けていることの証だ。
そして、その価値がお金を払っている人たちの期待に応えている証だ。
だから、プロフェッショナルはお金をもらって仕事をしている人、僕はそう思っている。
ということで、下記ではお金をもらっているプロとして心に留めていること書くことにする。
◯自分の仕事の価値は他人が決める
エンジニアとして生きていると、「〜ができる、〜ができない」と自分のスキルセットについて話をすることが多い。
たとえば、テストができる、インフラができる、はたまたrubyがかける、Jenkinsが使える、といった言葉がそれだ。
自分のスキルセットを理解していることも能力に自信をもつことも有意義だし大切だ。
ただ、仕事のうえで自分ができるかできないか、を決めるのは自分ではない。
上司だったり、チームのメンバーだったり、お客さんだったり、ようするに自分の仕事に関わる他人が決める。
彼らは僕の仕事の内容で判断する。
だから、できるがハッタリでも、できないが謙遜でも、それらが本当のことでも関係ない。
彼らの期待に応えれば「できる」になり、応えられなければ「できない」になる。
能力の評価と同時に支払われるお金も同様だ。
お金は個人の能力はもちろん、アウトプットそのものにお金は払われていない。
アウトプットにたいする他人の評価にたいして値付けが行われている。
つまり、「これだけの期待に応えこれは、お金に換算するとどれだけになるのか」という判断がなされる。
アウトプットがどんなに素晴らしくても、評価する人間がお金を払うかどうかを決める。
だから、最後の最後には「いかに価値があるか」という説明と「だからこれだけの対価をくれ」という説得が必要になる。
僕らエンジニアは、自分のモチベーションを高く保ち、自分の職域に役立つスキルと知識を向上させ、できうる限りの最高のアウトプットを出そうとする。
ようするに、代替え不可能な「自分しかできない」仕事をしようとする。
そうして、「いかに価値があるか」という説明と「だからこれだけの対価をくれ」という説得を行う。
自分しかできないこと。それは他人には到底、提供できない価値だ。
それが提供できたら、お客さんもチームも上司も喜んででくれるに違いない。
でも、自分しかできないことなど、僕にはない。
◯自分しかやらないことを通じて価値を届ける
広く世界を見渡せば、自分しかできないことなどなにもない。
チームに限っても、自分しかできないことはあまりない。
チームのメンバーに優れた人がいれば、自分しかできないことを探すこと難しい。
だから僕は自分しやらないことを探す。
そして、自分しやらないことを通じてチームとお客さんに貢献したいと考えている。
どのような優秀な人にも、リソースに限りがある。
重要なことでも、自分しか気づいていないし、チームには重要さが理解もされないってこともある。
重要なことでも、他の人がやりたいって思えない面倒なこともある。
だから、本当に重要なことでも適切な人にやってもらえるとは限らない。
重要な仕事が誰にも拾われずに、ぽつん、と転がっていることがある。
だったら、それが僕の仕事だ。
チームにもお客さんにも大切なこと。
自分でやりたいことか、どうかは二の次。
そして、チームがさまざまな制約を受けている状況で、自分しかやることができないこと。
それが自分しかやらないことだ。
もしも、自分しやらないことが自分のやりたいことだったら最高だ。
もしも、自分のやりたくないことだったらでも、価値ある仕事を自分ができるということだ。
モチベーションがあげづらいけれども、周囲の評価と信頼をかちとる良い機会だ。
「自分しかやらないこと」をやり遂げることで価値を届けること。
その価値を通じてお金をもらい続けること。
それがプロとして僕が心に留めていることだ。
ということでバトンタッチ。
つぎはDevLOVEの兄貴、junさんことJun116です。
タフに仕事をやり切るイメージがあるjunさんのプロフェッショナルについてのお話。
ぼくは非常に楽しみです。
組織の中で働いていると、自然と自分のポジションができて、そこに居てしまう。お金を貰っているのだから、好きとか嫌いとか関係なくそこに居なければならない。
途中で嫌にならなければ、そのポジションのスペシャリストと呼ばれるようになり「自分しかやらないこと」になってしまう。
そうやって、プロが生み出されるような気がしました。